Mission

京都では、軒先などで長話などしていると「ぶぶ漬け(お茶漬け)でもどないどす?」などと言われるという。
「ありがとうございます。」などと言って、《ゐゑ》に上がろうものなら、無礼な奴だと訝しげな顔をされるだろう。それはすなわち「帰れ」を意味しているからだ。


このウワサ話の真偽はともかく(私たちはこんな景色を結局今まで一度も見る事はなかったが)、どこか京都の伝統的で閉鎖的なイメージから来る言葉だろう。
そもそも京都に限らず《ゐゑ》は、パーソナルな空間であるはずだし、千客万来!というわけには決していかないものだ。おいそれと他人の《ゐゑ》に入る事は決して許されない。


それにしても、京都の《ゐゑ》には、長い歴史や伝統と共に培われた「 知」や「技」や「心」や「 ストーリー」がたくさん隠されている。
それらは、いつも私たちの好奇心を掻き立てるし、あの決して超えてはならない敷居の先を想像する。
「あの《ゐゑ》にはいったいどんな創造の秘密が眠っているのだろう。」


Design Week Kyoto ゐゑ 2016 には京都市内の工房・スタジオ・オフィス・アトリエなど《ゐゑ》に自由に訪問できる“オープンハウス”が100箇所以上参加
期間内には、トークショウやワークショップなどのイベントも開催される。


今や、日本国内に止まらず、世界を魅了してやまない京都。その深部は各《ゐゑ》に本当に大切に大切に隠されてある。
まずは、その高い敷居、その閉鎖的なイメージを超えてみよう。
その先の《ゐゑ》に待つのは、私たち自身の想像力の限界の先であるはずだし、偏ってしまった私たちを変えてくれる出会いが待っていてくれるはずだから。

一週間限定、「京都のクリエイティブの現場」を大開放。

敷居を越える一週間

Design Week Kyoto ゐゑ 2016とは、京都市内の様々な工房・スタジオ・オフィス・アトリエなどが開放される一週間です。

Design Week Kyoto ゐゑ 2016の期間に合わせて、京都の街中のいたるところでイベント・オープンハウスが開催されます。


京都の街には、長い歴史の中で熟成され洗練されてきた、モノ・コト・ヒトが豊かに存在しています。

工芸・意匠・建築・テクノロジー・エンターテイメントから暮らしの作法に至るまで、京都で行われている日常のすべてが魅力的なデザイン作品である、といっても過言ではありません。しかし、観光名所として世界中から人が集まる場所であるにも関わらず、これまでその内側に触れる機会はなかなかありませんでした。


Design Week Kyoto ゐゑ 2016は、そんな普段入れない「クリエイティブの現場」を期間限定で開放する一週間です。

現場で会話したりワークショップに参加することで、まるで京都の「家」に招かれたかのように古都の日常を実感できる、すばらしい体験となることでしょう。


伝統と革新が融合する京都の核は、きっと現場の日常でしか見ることができません。

デザインのフィールドワークとして、または、もっと奥深く本質を感じる新しい観光として、この期間に京都へぜひお越しください。


世界中の人達が京都のモノ・コト・ヒトと深く関わることで、何かが新しくこの街から生まれることを、私達は強く願っています。

【概要】

第1回のDesign Week Kyoto ゐゑ 2016のテーマは、京都のクリエイティブ現場の「敷居」を下げ、風通しを良くすること。

これまで閉ざされた印象だった京都のクリエイティブシーンをオープンにすることで、新たな可能性を生み出します。

まるで家に遊びに行くように、京都の「居間」に上がって、京都の「今」と繋がる。Design Week Kyoto ゐゑ 2016は、そんな一週間を目指します。

Design Week Kyoto ゐゑ 2016

会期:2016年2月21日(日)〜28日(日)

会場:京都市内全域

主催:Design Week Kyoto実行委員会

【コンテンツ】

Design Week Kyoto ゐゑ 2016のコンテンツは、大きく分けて以下のふたつです。


1.イベント

Design Week Kyotoゐゑ 2016開催期間に合わせて、街中のいたるところで特別イベントを開催。

普段なかなかできない経験や交流が、新しい可能性を生み出します。

・講演会

・討論会

・ワークショップ

・展示会

・パーティ

・オークション

・ショー など


2. オープンハウス

Design Week Kyotoゐゑ 2016期間中、クリエイティブの現場を一定期間オープンに。

製品がどのように作られているのか、誰が作っているのかを、普段の現場で見たり聞いたりできます。

・オープンファクトリー(工房、工場など)

・オープンスタジオ(作家、アーティスト、デザイナー、映像クリエイター、フォトグラファーなど)

・オープンオフィス(企業、コワーキングスペースなど)

・オープンキャンパス(大学など)

・オープンギャラリー(ギャラリー、美術館、博物館など)

・オープンストア(飲食店、ショップ、ゲストハウスなど)

【ゴール】

京都×世界=新たな創造

Design Week Kyoto ゐゑ 2016は京都と世界が化学反応を起こし新たな可能性が生まれる1週間でありたいと考えています

京都が「世界に開かれたクリエイティブシティ」として、新たな可能性を生み出す場となることが、Design Week Kyoto ゐゑ 2016の最終目標です。


京都の様々なジャンルのプロフェッショナルと世界中の人々が、創造のプロセスやストーリーをオープンにし、つながる場となること。
そして、京都から新たな可能性を生み出す土壌となること。それがDWKのミッションです。

そこで生まれる様々な議論を通じて、京都が「世界に開かれたクリエイティブシティ」へと育っていくことを目的としています。